アンケート実施方法が回答に与える影響


まったく同じ質問内容であっても、アンケートの実施方法が違えば集まる回答傾向も変わってくるようです。

アンケートの実施方法が思い浮かびますか?
例えば街頭調査・電話調査・郵送調査などがあります。

これらの実施方法をこのブログエントリーでは比較してみましょう。
比較材料ですが、当然実施コスト面も重要ですが今回は「アンケート回答に与える影響」を考えてみたいと思います。

アンケートの実施方法は「回答者の負担」と密接に関連しているのかもしれません。

例えば街頭調査では、回答者は即答を求められます。
回答者が回答を考えている間、質問者は目の前で立って待っています。
「早く答えたい」と感じるのが自然でしょう。
また面と向かって質問者と相対するのですから”ネガティブな回答”はなかなかしづらくなります。
”失礼にあたらないだろうか”と心配してしまうからです。

電話調査も即答が求められますが、該当調査で質問者と相対するのと違い、間接的な接触である違いがあります。
該当アンケートより若干感じるプレッシャーが軽くなるでしょう。
しかしやはり電話口の向こうで質問者が待っている訳ですから、回答者が好きなだけ回答を熟考するだけの自由はありません。

郵送調査は回答する時間にだいぶ余裕・自由が出来ます。
回答者は期限内なら好きな時間、都合の良い時間を自ら選んで、じっくりと回答を練ることが出来るでしょう。
しかし回答を記入した回答用紙は返信しなければなりません。
期限内に郵便局やポストがある場所に行く予定が無ければ、”アンケート回答用紙を返送するために”外出しなければなりません。
この返信の手間が街頭調査や電話調査よりも高くなるため、回答回収率が低くなるリスクがあります。

アンケートはその実施方法により回答者が受ける負担・重圧が変化し、翻ってはアンケート結果にまで影響をする可能性があるということは考えておかなければならない重要な問題です。

ところでSELECT!ではWEBアンケートを作って実施、また結果の分析をすることが出来ます。
WEBアンケート・ネットアンケートは「回答に与える影響」という面から考えるとどうでしょうか?

実は、ネットでのアンケート調査は回答者の負担といった意味合いではとても有利なアンケート実施方法です。
まず、回答者は比較的自由に回答を考える時間を持てます。
また質問者と直接相対するわけではありませんので、回答の重圧も軽くなるでしょう。
そして回答の返信はネット上の回答ボタンをクリックするだけです。
わざわざポストに回答用紙を投かんする必要もありません。

ネットアンケートは「回答」という面から考えてみてもメリットの多いアンケート実施方法と言えるのではないでしょうか?
アンケートを実施する際には、回答者の負担が軽くより本音を引き出せる可能性の高いネットアンケートを検討してみましょう。

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