SelectTypeの予約システムは、メンバーシステムと統合されており、各メンバーのプランに応じて月間の予約回数の上限を設定することができます。メンバープランによる月間予約回数の制限を設けている場合、設定された回数に達するとその月の予約は受け付けられなくなります。
しかし、回数券機能を活用することで、月間の予約回数の上限を超えた際でも、回数券を使用して追加の予約を行うことが可能です。
例えば、月に4回まで会議室を予約できるメンバープランを設定している場合でも、回数券を購入することで追加の予約が可能です。急な会議やミーティングが必要になった際にも柔軟に対応でき、利用頻度の高いお客様のニーズにも応えることができます。
今回は、利用時間メニューで営業時間タイプを設定している場合に、月の予約回数の上限を超えた際に回数券を使用して追加予約ができるようにする手順をご紹介します。
まず、今回ご説明する設定を行うために必要な事前設定について、参考となるヘルプ記事をお知らせします。設定がまだ完了していない場合は、以下のヘルプ記事に記載された手順を参照して設定を行ってください。
メンバープランを登録し、月間の予約回数を制限するための設定手順
https://select-type.com/blog/case-study/payment-function-casestudy-collection-of-monthly-fee-for-school/
回数券の販売とチケット管理を行うための設定手順
https://select-type.com/blog/ticket/bookticket-casestudy/
月間の予約回数の上限を超えた場合に使用可能な回数券を登録します。まず、ヘッダーの「回数券」をクリックし、「回数券を作成」を選択します。
回数券のタイトル、詳細情報、および管理用メモを入力した後、「登録する」をクリックすると、回数券が登録されます。
回数券をメンバーページで販売する方法に関しては、以下のヘルプ記事をご参照ください。
回数券・チケット機能の使い方
登録した回数券は、予約フォームに関連付ける必要があります。ヘッダーの「予約フォーム」をクリックし、「回数券設定」を選択してください。
「回数券による予約を受け付ける」というチェックボックスをクリックして、有効にします。
ヘッダーの「予約フォーム」をクリックし、設定したい予約フォームの「接客時間／利用時間メニュー」を選択します。
表示されている利用時間の「回数券」をクリックします。
以下の手順で回数券設定を行います。
1.「 回数券を使用しなければ申し込み不可 (予約時に回数券使用を必須)」をクリック
2.使用する回数券と枚数を指定
3.「回数券を必要とせず予約可能(枠料金は無料)にするメンバープラン」欄で、該当するメンバープランを選択
4.「予約可能回数(月)を超えたら回数券での追加の予約を可能にする」にチェックを入れる
5.「保存する」をクリック
以上の手順で、月間の予約回数を超えた場合でも、回数券を使用して追加の予約を受け付ける設定が完了します。
月間の予約回数が制限されているプランに加入しているユーザーが予約フォームにアクセスした際に、フォームがどのように表示されるかをご説明します。
予約回数の上限に達していない場合は、以下の画面が表示され、「次へ」をクリックすると予約を進めることができます。
月の予約回数が上限に達した場合に、回数券での追加予約設定がされていないと、以下のように「次へ」ボタンが表示されず、予約を続行することができなくなります。
月の予約回数が上限に達していても、回数券の利用設定が有効であれば、回数券を使って予約を続けられます。
今回の記事では、利用時間メニューで営業時間タイプを使用している場合に、月間予約回数の上限を超えた際に回数券を使って追加予約を可能にする方法を解説しました。
回数券はメンバーページからの購入に加えて、他の方法で購入された場合でも顧客リストに手動で追加することができます。詳しい手順については、以下のヘルプ記事をご参照ください。
メンバーページから回数券を購入する方法
顧客リストから手動で回数券を付与する方法
この便利な機能を活用して、会員の予約管理をさらにスムーズに行いましょう。
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