SelectTypeの予約システムでは色々な業種やジャンルの予約受付で使える予約フォームの作成が可能です。
今回のブログエントリーでは「営業時間タイプ/開始・終了時間選択方式」を使用して、「駐車場の予約受付」での使用を想定した予約システムセットアップ方法をご紹介します。
駐車場の予約を入れる際には、お客様がご利用の時間を指定できるようにする必要があります。
「営業時間タイプの開始・終了時間選択方式」を使用してセットアップすることで、予約される方は予約開始日時と終了時間を指定して予約を入れることが出来るようになります。
日付を跨いだご予約受付にも対応していますので、夜間の受付にも対応できます。
※予約可能な時刻の単位指定はご利用プランによって異なりますが15分~5分単位まで設定が可能です。
駐車場の予約料金は「○分ごと○○円」といった設定が基本です。
時間別、曜日別に料金の設定が可能、さらに祝日や特定期間によっても料金を変更できます。
この設定によりご利用時間からご請求金額を自動算出することが可能です。
例えば以下のように柔軟に駐車場の料金パターンを設定できます。
・8:00~22:00は200円/30分
・22:00~8:00は100円/30分
・祝日は終日300円/30分
・○月○日~○月○日までは通常料金より+100円に
この記事でご紹介する駐車場の予約システムのテンプレートは以下になります。予約カレンダーの表示や予約受付の流れを確認頂けます。テスト予約しても問題ありませんのでぜひ実際の挙動をご確認ください。
[使用するテンプレートはこちら]からご覧ください。
今回セットアップ方法をご紹介する予約フォームのフローは以下になります。
①予約開始日時を選択
②予約終了時刻を選択
③予約者情報入力
④予約内容確認
⑤予約完了
ご利用日程選択から予約者情報入力という流れでのお申込みとなります。
以下にございます目次からリンクを辿っていただきますと目的の機能の設定方法説明にスキップします。
▼目次
予約システムを初めてセットアップする場合はいずれかのテンプレートを選んでそのテンプレートの設定を調整して作成を進める流れとなります。まずはテンプレートから実際に作成する流れを確認していきましょう。
テンプレートから作成する方法は予約システムの紹介ページから作成する手順と管理者マイページから作成する手順の2通りございます。いずれかの方法で予約フォームの作成をスタートしましょう。
●紹介ページからテンプレートを選んで作成
予約システムの紹介ページからもテンプレートを選んで作成できます。
駐車場の予約システムの紹介ページは以下になります。
https://select-type.com/lp/parkingLotReserveSystem/
この記事でご紹介するテンプレートは「駐車場2(時間予約)」のテンプレートになります。
「サンプルをみる」をクリックします。
「テンプレートプレビュー」で予約フォームを確認することができます。
「このテンプレートで作成」をクリックしますと予約フォームが仮のデータで作成されますので利用されるサービスにあわせて調整していきましょう。
●管理者マイページから作成
管理者マイページから作成するには、マイページ上部メニューの「予約フォーム」から「新しく作成する」をクリックします。
予約フォーム作成ページが表示されます。
業種でカテゴリ分けされたテンプレートが一覧表示されますので、この中からご希望に近しいテンプレート選択して作成します。
※テンプレートに設定された内容はすべて後で変更が行えますので、ご利用の業種と違ってもまずは希望に近いテンプレートで作成してみましょう。
やり直したい場合は初期化して最初からやり直すことも出来ます。初期化方法は予約システムの初期化方法をご参照ください。
今回は「営業時間受付タイプ」のテンプレートの中から「駐車場2(時間予約)」のテンプレートを選びます。
「テンプレートプレビュー」で予約フォームを確認することができます。
「このテンプレートで作成」をクリックしますと予約フォームが仮のデータで作成されますので利用されるサービスにあわせて調整していきましょう。
このケーススタディでは「営業時間タイプ」の予約フォームを使用します。
営業時間タイプは、管理側で設定された予約可能な時間帯からお客様は好きな時間を選んで予約できますので、
駐車場のご予約受付にマッチした予約フォームの作成できます。
例えば日曜日の9時から18時の間を60分区切りで予約を受付けるといった設定が可能です。
営業時間タイプ以外の受付タイプで設定されている場合には、営業時間タイプに切り替えます。
上部メニュー「予約フォーム」→「各予約フォーム個別設定/フォームタイトル/予約受付タイプ設定」をクリックします。
予約受付タイプ設定が表示されますので、「営業時間タイプ」をクリックします。
設定エリアより下の設定が営業時間タイプ用の設定に切り替わります。
予約フォーム(カレンダー)上部に表示されるタイトル・注意書きメッセージを設定します。
予約システムタイトルは予約ページをブックマークした際のタイトルにもなります。
タイトルだけ見ても何のページか解り易いタイトルを登録しましょう。
注意書きメッセージには予約を入れてもらう際にご注意頂きたい点やご連絡先など記載しておくとよいでしょう。
タイトルの設定は上部メニューの「予約フォーム」→「共通設定/予約システムタイトル」をクリックして移動します。
予約システムタイトルの設定エリアが表示されますので「編集」をクリックします。
予約システムタイトル設定モーダルが表示されますので、入力欄に記載の内容を変更します。
注意書きメッセージは、上部メニューの「予約フォーム」→「共通設定/注意書き設定」をクリックして移動出来ます。
注意書き設定エリアの「設定する」ボタンから設定画面を表示します。
注意書き設定モーダルが表示されますので、入力欄に登録された内容を変更します。
注意書きには、ご予約に関する注意点やキャンセルについてなど記載するとよいでしょう。
受付スケジュールを設定します。設定した条件で予約カレンダーに受付枠が表示されますが
受付期間や日付指定による受付制御で設定された範囲で表示されるようになります。
設定された条件が受付期間外だった場合はカレンダーに表示されませんので、「カレンダー上に設定した受付枠が表示されない」という場合はまず受付期間・日付指定による受付制御設定をご確認ください。
設定方法は、以下の3つをまず設定していきます。
(1).何曜日の何時から何時まで予約を受付するかを「受付時間設定」で設定します
(2).(1)で設定した範囲を何分刻みで受付するかを「予約時刻の単位」で設定します
(3).予約可能な時間を「接客時間」で設定します
〇受付時間/休憩時間設定
まずは受付時間の設定をみてみましょう。
受付終了時間は、設定された時間が最終受付時間となりますのでご注意ください。
19時まで設定された場合は、19時が最後の受付時間になります。
ヘッダーメニューの「予約フォーム」⇒「各予約フォーム個別設定」の「受付時間」をクリックします。
予約フォーム詳細設定画面の受付時間設定に画面が移動します。
「受付時間設定」をクリックして設定画面を開きます。
受付時間は曜日毎に設定をします。
設定したい時間にハンドルをドラッグ操作します。
開始時間、終了時間を指定します。
深夜帯も予約受付をされる場合には、受付時間全曜日を「0時から24時」まで目一杯広げましょう。
詳細はこちらのヘルプ記事「深夜営業の予約フォームを作成する」からご確認ください。
設定が完了したら「保存する」をクリックします。
次に休憩時間で受付時間帯から予約受付を停止させます。
受付時間/休憩時間設定エリアから「休憩時間登録ボタン」をクリックします。
「休憩時間」設定フォームが表示されます。
設定したい曜日にチェックを入れると、時間の設定バーが使用できるようになります。
曜日は複数の曜日を指定でき、祝日の指定も可能です。
祝日に受付停止時間を設定すると、祝日には”通常の該当曜日”の設定は無視され”祝日の受付停止時間”のみが適用されます。
設定が完了したら、最後に「保存する」をクリックすると登録/編集内容が反映されます。
〇予約時刻の単位設定
続いてカレンダーを何分区切りで表示するか設定をします。
ここで設定された時間単位ごとに予約枠が用意されます。
同じ画面の「予約時刻の単位」設定欄へ移動します。「設定する」ボタンをクリックします。
「予約時刻の単位」設定画面が表示されますので、予約時刻の単位を設定します。
設定値は分数です。何分区切りで表示するか指定します。
○予約可能時間の設定
予約される方が利用開始時間と終了時間を選んで予約できるように設定を行います。
ヘッダーメニューの「予約フォーム」⇒「各予約フォーム個別設定」の「接客時間/利用時間メニュー」をクリックします。
接客時間(予約枠の消費時間)/利用時間メニューの設定エリアに移動します。
「お客様に利用開始・終了時間を選んでもらう」をクリックして切り替えます。
「予約可能な時間設定」が表示されます。
「選択肢の単位」は、予約フォーム側の終了時刻指定欄に表示される時刻を〇分区切りで表示するかを設定します。
「予約可能な最小時間」「予約可能な最大時間」は、予約フォーム側の終了時刻指定欄に表示される最小時間と最大時間を設定します。
開始・終了時刻選択方式では「○分ごとに○○円」というように分単位で料金設定が可能です。
「通常料金」をまず設定をして通常料金とは違うパターンを設定したい場合に料金パターンを追加していくイメージです。
「料金パターン」は 曜日や時間・祝日/祝前日など条件を指定して料金パターンや期間限定の料金パターンの設定が可能です。
料金算出時の端数の算出方法や利用人数の乗算設定なども設定することが出来ます。
料金を設定するには、「料金を設定する」にチェックをいれ設定を有効にします。
料金の設定エリアが表示されますので、通常料金の入力欄に料金と時間単位を指定して保存します。
料金の設定次第で料金算出時に端数が出る場合もありますので、端数の計算方法を「切り上げ」か「切り捨て」を指定します。
予約時の利用人数をヒアリングしている場合には、利用人数で料金を乗算するかどうかを設定します。
○料金パターンの設定
曜日や時間・祝日/祝前日など条件を指定して料金パターンを設定することも出来ます。
夜間料金・深夜料金、あるいは土日祝祭日は割増料金といった場合には、こちらの機能をご活用ください。
定期的な料金パターンとして登録することが出来ます。
※予約時間選択方式の料金パターン設定方法はこちら
○期間限定料金パターンの設定
夏休み期間やお盆・GW、年末年始など料金プランが変わるような場合には、
指定した期間の中で曜日別、祝日、祝前日の料金パターンを設定できます。
イレギュラーな、通常の料金パターンとはことなる料金変更期間を設けたい場合にご活用ください。
※期間限定の料金パターンを設定はこちら
各受付時間毎の上限人数を設定します。設定した受付上限数はどの時間も一定で設定されます。
時間帯によって受付上限を変更されたい場合には、受付上限調整設定で指定した時間の上限数を変更できるようになります。
受付枠毎の定員数の設定は「予約枠の設定」より行います。
予約枠設定の「設定する」ボタンをクリックします。
予約枠設定画面が表示されます。
「同時刻の受付上限」に受付枠の定員数を設定します。
設定した人数で予約が埋まると自動でその時間帯の受付枠は受付停止状態に切り替わります。
特定日時の受付枠数のみ変更したい場合には「受付上限調整(臨時)」にて設定が可能です。
特定曜日のみ受付枠数を変更したい場合には「受付上限調整(定期)」にて設定が可能です。
駐車場予約受付時に予約される方の情報を入力してもらうフォームを設定します。
メンバー登録をして頂くと登録されたメンバー情報をもとに予約を入れて頂くことも可能です。
予約時にメンバーログインをすると、予約者情報の入力を省いてご予約を進めることが出来ます。
予約者情報入力欄で設置できる項目は以下の通りです。項目ラベルも変更できます。
名前、かな(名前) 、職業、郵便番号、都道府県、住所1、住所2、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、携帯メール
性別、その他(単語入力欄)、その他(文章入力欄)、メルマガ受信希望、利用規約
ページ上部「予約フォーム」の「予約者情報入力設定」をクリックします。
予約者情報入力欄の設定の「編集」ボタンから設定を行います。
必要な項目名にチェックをいれ、使わない項目はチェックを外すだけでお客様情報を入力するフォームが出来上がります。
項目名を変えたいときには設定項目名の下にある入力欄に変更したいテキストを入力します。
その他入力欄を設置して車のナンバーをヒアリングといった使い方も出来ます。
項目名「車のナンバー」として入力欄が設置されます。
「予約者情報入力欄に「メンバー情報読込用リンク」を設置」を指定すると、メンバー認証リンクが設置されます。
詳細方法はこちらのヘルプをご覧ください。
予約を入れると予約されたお客様宛てに自動で控えメールが通知されます。
このお客様へ通知される控えメールの内容(件名・前掲文・フッター情報)や送信者名ラベルを変更することも可能です。
ページ上部「予約フォーム」の「メール設定/予約控えメール (お客様)」から各種メールの設定エリアに移動します。
控えメールの編集からデフォルトでセットされた件名や前掲文、送信者名が設定できます。
予約控えメールの設定詳細はこちらのヘルプをご参照ください。
SelectTypeから通知されるすべてのメールの送信者名やフッター情報をまとめて設定したい場合には環境設定で設定できます。
ページ上部「アカウント名」→「環境設定」で環境設定に移動します。
「送信者名ラベル」「メールフッター情報」を設定できます。
営業時間タイプをご利用の場合、基本的には定期的なルールで予約スケジュールがセットアップされます。
予約受付を始めると、特定の日時や特定期間の予約受付をストップしたいという場合もあると思います。
そのような場合には「臨時休業日時設定」を使用します。
臨時休業日時設定で指定した日時の予約を停止する事が出来ます。
設定はヘッダーメニュー「予約フォーム」⇒「各予約フォーム個別設定/臨時休業」をクリックします。
臨時休業日時設定欄に移動します。
「登録する」ボタンをクリックして設定フォームを表示します。
停止する日時を登録します。
1日停止する場合には、「終日」にチェックをいれます。
期間で設定することも可能です。
臨時休業日時が設定された日時の受付枠はカレンダー上で非表示になります。
お客様から電話でのご予約を受付けた場合には、管理画面から代理で予約登録する方法がございます。
お電話での予約情報が反映されておらず、定員を超えた予約を予約フォームから受付けてしまわないように
お電話からの予約も管理画面から登録しておきましょう。
登録は予約管理カレンダーにて行います。
ヘッダーメニュー「予約管理カレンダー」⇒「該当する予約フォーム」をクリックします。
予約管理用のカレンダーが表示されます。
予約を入れたい日付枠の右下にありますアイコンの一番左のアイコンをクリックします。
新規予約登録画面が表示されます。
日時を指定して「予約する」をクリックします。
次に予約者の情報を登録する画面が表示されます。
予約された方の情報を入力し、「保存する」をクリックすると予約が完了します。
ご予約される方が2回目以降で顧客リストに情報が登録されている場合には
その情報をこの画面から読み込みをして自動入力することも可能です。
「顧客リストから予約者情報を読み込む」をクリックしすると
顧客情報を検索する画面が表示されます。
名前、電話番号、メールアドレスの情報で検索をして
ヒットした顧客情報から「すべて挿入」をクリックすると、顧客リストに登録された情報が各入力欄に記入された状態になります。
最後に「保存する」をクリックすると予約の代行登録が完了します。
登録が完了すると、登録した予約情報の詳細画面が表示されます。
登録された情報に問題がないか確認をして、変更したい場合には各項目の編集ボタンより変更が可能です。
駐車場予約受付フォームの作成方法は以上になります。
SelectTypeの予約システムでは、時間貸しサービスのご予約受付にマッチした「開始・終了時間選択方式」をご用意しています。
この機能をはじめ、ほとんどの機能がSelectTypeの予約システムなら無料でお試し頂けます。
駐車場のご予約受付をはじめ、時間貸しのサービスでオンラインでの予約管理をご検討の方は、是非ご活用ください。
SelectTypeの予約システムでは他にも便利な機能がたくさんございます。
機能ごとのヘルプ記事は以下にまとめておりますので、気になる機能がございましたらお試しください。
https://select-type.com/help/
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